「わかっちゃいるけど…」お家の悲鳴、気づかぬフリしていませんか?
永く住んでいるとボチボチ出てくるお家の傷み。
気付いているけど見て見ぬフリを…なんてしてませんか?
今回はよくある「お家の経年劣化」の事例と弊害についてお伝えしていきます。
外壁
事例:外壁のクラック(ヒビ)や塗料の剥離(触ると手が白くなる)あとはカビの発生などが見られます。また、防水用のコーキングの硬貨・劣化もよく見られます。
弊害:外壁の劣化が放置されると、雨水の浸入(富山だとそれが凍って凍害)や断熱性能の低下、お家の内部への湿気侵入などが起こり木材などの腐食の原因になったりします。
屋根
事例:屋根のひび割れ、浮き・漆喰などの割れなど、場合によっては雨漏りも見られます。
弊害:屋根の老朽化が進むと、やはり一番怖いのが雨漏り。木材や断熱材をダメにしてしまい家の根本的な性能にダメージを与えてしまいます。
水廻り
事例:経年劣化による配管(昔の配管は特に)の腐食やそれによる配管からの水漏れなどが見られます。また、水廻り機器パッキンの劣化による水漏れも多々。
弊害:ライフラインの水やお湯。簡単に直せればよいのですが工事が長引いたり新しい機器の調達時間がかかったり…不便な時間が続く事も。
木材の腐食・白アリ被害
事例:床や柱など木材が腐食している状態が見られます。
弊害:木材の腐朽は構造の安定性の低下やシロアリの発生、床がフワフワするなどの生活面での影響も。
窓やドアの劣化
事例:窓やドアの動きが滑らかでなくなり、場合によっては隙間ができている状態。
弊害:窓やドアの劣化、または構造の動きにより、使用しづらくなったり、断熱性能の低下や音漏れ、場合によっては鍵がかからないなどのセキュリティにも影響します。
住宅の経年劣化は早めに対処することが重要です。
定期的なメンテナンスや専門家の意見を参考にして、住まいの健康状態を確認し、できるだけ早く必要な修繕を行いましょう。