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#家づくりのこと

GX志向型住宅の太陽光発電は?設置しなくてもいい地域とその理由

2025年03月27日

こんにちは。
 
想庵の村井です。
 
今日は結構真面目なお話しです(^^;
 
 
 
最近話題の「GX志向型住宅」。
 
 
 
※GX志向型住宅ってなぁに?(web上で検索してみました)
 
 こんな感じの住宅です!!
 
 
 
GX志向型住宅(グリーントランスフォーメーション志向型住宅)は、政府が設定した新しい基準の住宅。
 
再生可能エネルギーを活用し、一次エネルギー消費量ゼロを実現する次世代型の省エネ住宅です。
 
この住宅は、以下の基準を満たす必要があります。​
 
断熱等性能等級6以上:​高い断熱性能を持つこと
 
一次エネルギー消費量の大幅な削減:​エネルギー効率の高い設備の導入や再生可能エネルギーの活用により
エネルギー消費量をゼロまたはプラスにすること。 ​
 
GX志向型住宅は、エネルギー効率の高い設備を活用しており、光熱費の大幅な削減が期待できます。
 
また、政府はGX志向型住宅の普及を促進するため、「子育てグリーン住宅支援事業」などの補助金制度を設けています。 ​
 
これらの取り組みは、2050年までに脱炭素社会を実現するという政府の目標に向けた重要なステップとなっています。
 
 
 
・・・とのこと。
 
 
 
環境にやさしく、省エネでお得な家づくりを目指す仕組みですが
 
「太陽光発電は絶対に必要なの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
 
 
 
実は、一部の地域では太陽光発電を設置しなくてもGX志向型住宅の補助金を受けられそうです。
 
その地域とは以下の2つ。
 
① 都市部の狭小地(敷地面積85㎡未満)
北側斜線制限がある地域で、土地が狭く屋根の面積が限られている場合
 
太陽光パネルを十分に設置できないことがあります。
 
こうした狭小地では、太陽光発電なしでもGX志向型住宅として認められます。
 
② 多雪地域(垂直積雪量100cm以上)
北陸は多雪地域にはいるので、屋根に大量の雪が積もるため、太陽光パネルが機能しにくくなります。
 
また、雪の重みでパネルが破損するリスクも。
 
そのため、多雪地域では太陽光発電を設置しなくてもGX志向型住宅の補助金の対象になるようです。
 
じゃあ、太陽光発電は設置しなくてもいいの?
確かに、北陸のような多雪地域では太陽光発電を設置しなくてもOKになりそうです。
 
でも、実際には設置した方がメリットがあるという解釈もできます。
 
最近は、積雪の影響を受けにくい「耐雪型パネル」も登場していますので、多雪地域でも十分に活用できます。
 
補助金とは別の観点でも太陽光を検討をしてみてはいかがでしょうか?
 
 
 
太陽光はなくてもHEMS(ヘムス)は要ります。…て、HEMS(ヘムス)ってなぁに??
GX志向型住宅では、HEMS(ヘムス)の設置が必要になります。
 
HEMSとは、家の電気の使い方を「見える化」し、自動で最適なエネルギー管理ができるシステムです。
 
例えば、
 
家の電気の使用状況をスマホやモニターで確認できる
エアコンや給湯器と連携して、無駄な電力消費を抑える
太陽光発電と連携し、発電した電気を効率よく活用する
といったことが可能になります。
 
ただし、現在のところ「どのレベルのHEMSが必須なのか?」という具体的な要件については情報が集まり次第
 
また、ブログにでも書かせていただきますね!
 
今後の情報をチェックしつつ、どのようなHEMSを導入すべきか検討していきましょう。
 
ということで、まとめると
 
✔ 太陽光発電は基本的に必須だが、多雪地域や都市部の狭小地では設置しなくても補助金の対象に!
 
✔ ただし、太陽光発電を設置した方が環境的にも経済的にもメリットが大きい!
 
✔ GX志向型住宅ではHEMSの設置が必要。電気の使い方を管理して節約&快適な暮らしを実現!
 
富山で家づくりをお考えの方は、太陽光発電の有無やHEMSの導入について、検討する価値があるかもしれませんね!

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