死生観
一昨年の新入社員研修を共に過ごした若者が亡くなりました。
トミソーの社員ではありませんが、
一緒に研修をして、山に登った我々の「子」です。
中途入社でした。
奥さんも小さな子供もいる。
朝起きたら亡くなっていたとの事。
最近急激に増加している突然死だそうです。
まだまだ未来のある若者でした。
登山や修行中もいつも笑顔の若者でした。
武者修行後に、その仲間の会社にちょっとした仕事を発注する機会があり、
せっかくなので彼に頼みました。
普段はあまり扱う事のない商品。
大した金額ではありませんでしたが、不得手な事でも
一所懸命に対応してくれたことを覚えています。
良い若者でした。
未来のある若者が、
なぜ、急にその将来を閉ざされなくてはいけないのか?
悔しいですし、悲しいです。
彼の事を知っているから、こういう気持ちになるのでしょうが、
今、世の中ではこんなことがたくさん起こっているのでしょう。
彼らが生きられなかった今日。
我々は一分一秒たりとも無駄にせず、
本氣で生き切らないといけません。
そういう死生観をしっかりともつ。
使命を全うする生き方、死に方を昨日はずっと考えていました。
焼香しかできないそうですが、
明日、荼毘に付す彼にお別れをしてこようと思います。
どうか安らかに。
合掌。