七美の家 新築工事
2月に入りました。
いつもは、1月って、お正月休みがあったりして、日が少ない感覚だったのですが、
今年は、天候も昨年ほど、ひどくならなかったので、
充実したスタートができたような気がします。
お仕事の問い合わせも、沢山いただいております。
体が一つしかないので、順番に進めているところです。
現在、大工さんたちの現場は、七美の家を進めているところで、
外壁が貼り終わりました。今回も無塗装板に弾性リシンの吹付と
タイル調サイディングです。
吹付するからーは、もう少しお客様と打ち合わせしているところです。
納得いただくまで、何回でもサンプルを取り寄せ確認いただいております。
ユニットバスバスもきれいに設置いただきました。
いつもは、窓をもう少し小さくしているのですが、
お風呂の幅ぴったりのサイズで、サッシを取り付けてあります。
また、中庭が見えるようにギリギリまで、低い位置にしております。
今回は、和室もあるので、床柱も準備しました。
もちろん、本物で、カリンの木です。
現代風に床の間の板は、アイカの粋床を使用します。
大工さんたちは、床の仕上げの施工や、建具の枠の取り付け
など、進めています。
私は、正直あまり細かい図面(納まりの図面)は、書きません。
時間がないのもありますが、
大工さんたちに「考える」「イメージ」を持たせるようにしています。
もちろん、言葉や、手書きで私の思っているイメージや考えを伝え、
それが、大工さんたちは、理解して、形を思い描けるように指導しています。
大工の仕事は、完成のカタチから、分解していきます。
なので、頭の中で、組み立てていく過程の中、問題点や無駄、工夫を行います。
これができない大工さんたちが、正直多いです。
ただ、言われたように作る。出された、図面の通りに組み立てる。
責任を持たない。そんな大工さんが増えてきました。
そうならないように、社員として大工さんの指導、教育も大切な役目かと思っています。
住宅の工事の大半が、大工工事なんです。
ですが、得意、不得意もあります。
なので、大工さんと私(管理・設計)とお客様が手を取り合いながら、進めております。