マイホーム初めてさん必見!自然素材のこだわりの家づくりが必要な本当の理由。『ニセモノの自然素材』って?
こんにちは。谷内建築です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日は、よくある質問『自然素材にニセモノがあるって本当?』
について・・・
お話ししたいと思います。
TVや雑誌などで、自然素材の良さが宣伝されるにつれて、例えば無垢材を使用したフローリングを採用する住宅会社が増えてきました。
ところが、この無垢のフローリングに、ウレタン塗料を塗っている会社も多く見られます。
ウレタン塗料自体は、国が定めた基準のF☆☆☆☆をクリアしたものがほとんどなので、大抵の人には影響が少ないと考えられています。厚い塗膜が無垢材をコーティングしますから、傷つきにくくなるという理由で採用しているようです。
ちなみに、このF☆☆☆☆というのは、建材がホルムアルデヒドと言う化学物質を出してしまう量が、一番少ないグレードのものにつけられる等級です。このグレードの建材は、建築に使う量を制限されません。だから、多くの人には安全ということになっています。
しかし、ものは言いようで、実際F☆☆☆☆以下のものは、使用が制限されているわけですから、そういう風に言われると、危険性を含むと感じる人も多いでしょう。
適切ではないことはあえて承知で例えると、F☆☆☆☆の建材をたくさん使う事は、「直ちに健康に影響があるものではない」といった感じでしょうか。
大抵の人には影響がなくとも、人体に有害なトルエン・キシレンといった溶剤を含んでいるため、シックハウス症候群などの敏感な人には、あっという間に反応が出てしまいます。
また、シックハウス症候群の原因になると考えられている有毒化学物質は、60種類以上にもわたりますが、このF☆☆☆☆の基準は、そのなかのたった2種類にしか適応されません。
ですから、極端な話ですが、ホルムアルデヒドは基準値以下なのに、残りの58種類の有害化学物質が出ている、そんな建材でも、基準さえ通ればF☆☆☆☆のグレードが認定されてしまうのです。
結局、自然素材は自分自身の目や肌で触れてみて
その空間に身を置いてみるのが一番確かな方法です!
自分の目や肌で確かめれば、自分にとってそれが必要なものなのかどうかが、すぐに分かります。
そういう意味で、私たちは、自然素材に興味を持ったら構造見学会や完成見学会へ行き、いろんな自然素材を実際に触れに行くことをお勧めしています。
そうして初めて、ニセモノの自然素材と本物の自然素材の区別がつくと言うものです。
家は呼吸するもの。
杉や檜など自然のままの無垢材を用いた建築は、反りが出たりすることがありますから、そういうものを気にする方にはお勧めすることはできませんが、住む人が健康的に良い住まいを作ることを考え、プロとして出した結論なのです。
このブログを読んで下さる人の中には
どうしても自然素材の家がいいと言う人もいるでしょう。
また、そうでない人も多くいると思います。
私たちは、全ての人が自然素材で家づくりをしてほしいとは思っていません。
家づくりは住人十色。
一人一人こだわりも違って当然です。
ただ、健康を重視される方、現在アレルギーやシックハウス症候群に悩まされたりする方のなかから、誤った知識で本物ではない自然素材の住宅を選んでしまうことのないよう、後悔のない家づくりのために、少しでもお役立ちできますように、心より願っております。
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