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平屋 と 二階建て、それぞれのメリット・デメリット

2025年07月04日

こんにちは、リョウです

家づくりを考え始めたとき、多くの方が一度は悩むのが「平屋にするか、二階建てにするか」という選択です。

ライフスタイルや家族構成、土地の条件によって最適な形は変わりますが、それぞれの良さや注意点を知ることで、自分たちに合った住まいのかたちが見えてきます。

今回は「平屋 と 二階建て」の特徴をメリット・デメリットの両面から比較してご紹介します。


■ 平屋のメリット・デメリット

◎ メリット

● ワンフロアで完結する生活動線

すべての部屋が同じフロアにあるため、移動がスムーズで暮らしやすいのが平屋の大きな魅力。子育て世帯や高齢者との同居にも適しています。

● 掃除や家事がしやすい

階段の上り下りがないため、日々の掃除・洗濯がラク。家事動線もコンパクトにまとめやすいです。

● 耐震性が高い

構造がシンプルなため、地震に強い家がつくりやすいのも平屋の特徴。重心が低く、揺れにも安定感があります。

● メンテナンスがしやすい

外壁や屋根の点検・修理も高所作業が少なく済むため、メンテナンスのコストや安全性にもメリットがあります。


◎ デメリット

● 広い敷地が必要

ワンフロアにすべてを収めるため、ある程度の土地の広さが必要です。都市部や狭小地では難しい場合も。

● プライベート空間が分けにくい

家族が同じフロアに集まることで、個々のプライバシーが確保しにくいと感じることも。生活音や気配が伝わりやすい点は要注意です。

● 防犯面の工夫が必要

すべての部屋が1階にあるため、窓や開口部が外部に面しやすく、防犯対策がより重要になります。


■ 二階建てのメリット・デメリット

◎ メリット

● 限られた土地を有効活用できる

敷地が狭くても、縦に空間を伸ばすことで十分な広さを確保できます。都市部や限られた土地でも対応しやすいのが二階建ての強み。

● プライベートと共有の空間が分けやすい

1階にLDK、2階に寝室や子ども部屋など、生活のON/OFFを分けた間取りが組みやすいです。来客時も生活感を隠しやすいメリットがあります。

● 日当たりや風通しの確保がしやすい

2階に高さがあることで、採光や通風の面でも有利。周囲に家が建ち並んでいても日当たりを確保しやすくなります。


◎ デメリット

● 階段の上り下りが負担になる

小さな子どもや高齢者にとっては、階段の移動が負担になることも。また、将来のバリアフリー性を考えると不安材料になる場合もあります。

● 家事動線が複雑になりやすい

洗濯物を2階で干す場合など、行き来が多くなる家事動線にストレスを感じる方も。間取り設計での工夫が必要です。

● 建築・メンテナンスコストが高くなることも

構造が複雑になることで、建築費や外壁・屋根のメンテナンスコストが平屋より高くなる傾向があります。


■ まとめ|どちらが正解ではなく、「自分たちに合っているか」が大事

「平屋」と「二階建て」にはそれぞれに異なるメリット・デメリットがあります。
どちらが正解かではなく、“自分たちの暮らし方”に合っているかどうかが最も大切です。

  • 将来の暮らしやすさを優先したいなら「平屋」

  • 土地が限られていたり、家族人数が多いなら「二階建て」

このように、住まいに求めることを整理しながら選んでいくことで、後悔のない家づくりにつながっていきます。

 

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