富山県への移住におすすめなエリアは?移住後の家づくりについても解説!
2026.01.13
2026.01.13

「富山県への移住におすすめのエリアはどこ??」
富山県への移住を検討している方へ。
どうも!このコラムを書いている筆者は、富山県の住宅情報を発信している「イエタッタ富山」の専門ライターです。
富山県についてこれまで調査を重ねてきましたが、「暮らしやすさ」と「支援の手厚さ」は全国トップクラス!…だと思っています。
とはいえ、移住とは住んでみないとわからないもの。
「自然が豊かな分、生活は不便じゃない?」
「雪は大丈夫?」
「仕事や子育てはどう?」
「家を建てるならどこがいい?」
こんな疑問が次々と出てきて、調べるほど迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、富山県が移住先として選ばれている理由と、市町村ごとのおすすめエリアをタイプ別に整理しました。
ご自分の理想の暮らしに合わせて、最適なエリアが見つかるように構成しています。
さらに、移住と相性のいい「家づくり」についても軽く触れながら、知っておくと役立つポイントもまとめています。
読み終わるころには、「富山県でどんな暮らしができそうか」「自分たちに合うまちはどこか」など、富山県での暮らしをイメージできるはずです。
それでは、暮らしの魅力を一緒にのぞいていきましょう。
目次

富山県は、日本海と立山連峰に囲まれた自然豊かな地域です。
海と山の距離が近く、四季の移ろいを身近に感じられる一方で、北陸新幹線や高速道路が整備されており、都市圏との行き来もしやすいのが特徴。
近年は、移住支援制度の充実や働きやすい環境も注目され、移住先に富山県を選ぶ人が増えています。
まずは、富山県の基本的な姿と移住の動きを確認していきましょう。
富山県は本州の中央北部に位置し、北側には日本海、南側には標高3,000m級の立山連峰が広がります。
立山連峰とは?⇒参考:TOYAMA NET 立山映像ライブカメラ
海も山も車で30分〜1時間圏内で行けるほど、自然との距離が近い暮らしができます。
アクセス面では、北陸新幹線の停車駅(富山駅・新高岡駅・黒部宇奈月温泉駅)があるため、
と、移動の負担が比較的少ないのも魅力です。
都市機能はコンパクトにまとまり、生活に必要な施設が集約されている一方、少し郊外へ出れば静かな環境が広がるため、「都会と田舎のちょうど良さ」を感じやすい地域です。
富山県は、移住者への支援制度が全国的に見ても手厚い県のひとつです。
特に、東京圏からの移住で最大100万円の移住支援金が受け取れる制度は魅力的。
さらに、
といった、暮らしの安心材料が整っているのも、移住者増加の後押しとなっています。
富山県移住のメリット・デメリットや支援制度などをより詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
【富山県移住はどう?】メリット・デメリット徹底解説|仕事・支援制度や補助金・後悔しないポイントもご紹介
近年、富山県は移住者数が増え続けています。
令和5年度には、県外からの移住者が966名に到達。これは過去の推移と比べても高い水準です。
特に増えているのは20〜40代の働き盛り世代。
参考:富山県公式サイト 移住相談窓口を通した県外からの移住者数等について
理由としては、
といった「生活の基盤を整えやすい環境」が大きいと考えられます。
「自然のある暮らしをしたいけど、生活の便利さもほしい」
そんな移住希望者にとって、富山県はバランスの取れた地域と言えるでしょう。

富山県はエリアごとに暮らしの特徴が異なります。
ここでは、移住者からの人気が高い市町村をタイプ別に紹介します。
地図で位置関係を把握しながら読むと、イメージがさらに明確になるでしょう。

まずは、これから紹介する市町村を、簡単にタイプ分けしてみました。
利便性重視の1人暮らし・共働き世帯向け
→富山市 / 高岡市
子育て世帯が安心して暮らせる教育環境を重視
→砺波市 / 滑川市
自然の中でのんびり暮らす田舎志向向け
→南砺市
自然と利便性のバランスが良い穴場エリア
→立山町
都市部への通勤・生活バランスを求める人向け
→射水市
それぞれの市町村は「雰囲気」「環境」「支援制度」も異なるため、タイプ別に比較すると自分に合った暮らしが見つかりやすくなります。
次からは、各エリアを詳しく紹介していきます。

仕事・買い物・医療など日常生活で必要な要素をバランス良く揃えたい場合は、都市機能が整ったエリアが候補です。
特に高岡市や富山市は、生活のしやすさや交通利便性が高め。移住者にとって初めての富山生活でも、安心して暮らしやすいでしょう。
それぞれの特徴を詳しく解説します。
高岡市は富山県第2の都市で、人口約16万人。
中心部にはショッピング施設、郊外には自然景観が広がる、メリハリのある暮らしが特徴のエリアです。
【生活環境】
市内にはイオンモール高岡、大阪屋ショップ、ドラッグストア、100均などが点在し、日常の買い物には困りません。
高岡駅前には駅ビルCURUN(クルン)高岡があり、コンビニやカフェなどが入っていて便利です。
【産業・働き方】
高岡市は漆器などの伝統工芸に加え、化学・薬品・パルプなどの近代工業も根付いた「ものづくりのまち」。
雇用の幅が広く、1人暮らしにも働きやすい環境が整っています。
【医療・子育て】
高岡市民病院や急患医療センターがあり、医療体制は安心感があります。
保育園数も多く、将来子育てを視野に入れる人にも適したまちです。
【交通アクセス】
新幹線が発着する新高岡駅を利用すれば、
と、都市圏へのアクセスがスムーズ。
基本的に車の所有は推奨ですが、主要道路が整備されているため、運転はしやすい環境です。
【支援制度】
など
高岡市の支援制度詳細はこちら
→ 参考:くらしたい国、富山 高岡市の支援制度
富山市は人口約40万人と、北陸地方の中でも有数の都市規模を誇ります。
参考:富山市公式サイト 富山市の人口
都市機能がまとまった「コンパクトシティ」を掲げており、公共交通を使った暮らしもできる地方都市です。
【生活環境】
海の幸が豊富な富山湾や迫力ある立山連峰に囲まれながら、日常の買い物施設や医療も充実。自然と生活環境のバランスが取れた暮らしができます。
【教育・子育て】
幼稚園が約25園、小学校が約67校、中学校が約29校、高校が約20校、大学もあるため、教育環境は県内でもトップクラス。待機児童ゼロも達成しており、ファミリー層にも安心の体制です。
【交通利便性】
公共交通の選択肢が多いのも魅力。
ただし郊外はバスの本数が少ないため、車があるとより便利です。
【支援制度】
など
富山市の支援制度詳細はこちら
参考:くらしたい国、富山 富山市の支援制度

子育てを軸に移住先を選ぶなら、教育環境・公園の数・病院へのアクセスなど「生活の安心度」が大切になります。
富山県は、待機児童ゼロの市が多いなど、子育て環境に定評があるのもポイント。中でもおすすめなのは砺波市と滑川市です。
ここで詳しくご紹介していきます。
砺波市は、昔ながらの家並みや田園風景が広がる、穏やかな雰囲気のまち。人口は約5万人です。
コンパクトで落ち着いた環境が特徴で、子育て世帯にも人気があります。
【生活環境】
市中心部にはイオンモールとなみがあり、スーパー・コンビニ・ドラッグストアが集まっています。
郊外でも幹線道路沿いに商業施設が点在しているため、日常の買い物に困る心配はありません。
【教育・子育て環境】
幼稚園・保育園〜高校まで市内に揃っていて、待機児童ゼロの実績もあります。
夜は静かで治安が良いことから、「子どもが安心して暮らせる」と移住者からの評価が高い地域です。
【交通アクセス】
車でも公共交通でも、用途に合わせて移動しやすいのが特徴です。
【支援制度】
など
砺波市の支援制度詳細はこちら
参考:くらしたい国、富山:砺波市の支援制度
滑川市は富山湾に面した、ほどよい田舎感を楽しめるまち。人口は約3万人です。
生活に必要な施設が市街地にコンパクトに集まっているため、移住後のイメージをしやすいのも魅力です。
【生活環境】
病院・スーパー・ドラッグストアが最低限揃っており、日常生活で困ることはほぼないでしょう。
映画や大型ショッピングモールに行きたいときは、隣接する富山市へ車で約25分ほど。
「静かに暮らしつつ、必要なときだけ都市機能を使いたい」というご家庭に向いています。
【教育・子育て環境】
保育所が約10か所、幼稚園が約5園、小学校が約7校、中学校が約2校、高校が約1校と、教育機関が充実。
市全体として待機児童ゼロで、子育て家庭の負担が少ないのも特徴です。
遊具や自然のある公園が多いのも魅力で、特に滑川市児童館の大型設備は雨の日でも遊べると好評です。
【交通アクセス】
【支援制度】
など
滑川市の支援制度詳細はこちら
参考:くらしたい国、富山:滑川市の支援制度

「都会から離れて自然の中でゆっくり暮らしたい」
そんな願いを叶えてくれるエリアが南砺市(なんとし)です。
四季の風景がそのまま生活の一部になるような環境で、「静かに暮らしたい」「子どもに自然体験をさせたい」という移住者から人気があります。
南砺市の人口は約5万人。
市域の約8割が森林で、まさに自然の中で暮らす町です。
富山市や石川県金沢市にも隣接しているため、車さえあれば都市部へのアクセスが比較的しやすいのもポイント。
ただ不便な田舎ではなく、「自然の暮らしで落ち着きつつ、必要なときは都市へ行ける」という生活バランスが魅力です。
【生活環境】
南砺市の一部は特別豪雪地帯に指定されているほど冬の降雪量が多い地域です。
その分、道路幅は広く除雪体制も整っており、車移動が前提の暮らしはしやすい環境になっています。
※ただし危険も伴うため、雪道の運転経験がない人は要注意
市内には最低限のスーパーやコンビニはありますが、大型ショッピングモールや娯楽施設はほとんどありません。
「静かな環境で暮らしたい」「便利すぎない暮らしがしたい」という人にはぴったりです。
【教育・子育て環境】
保育所が約12か所、幼稚園が約3園、認定こども園が約3園、小学校が約9校、中学校が約8校、高校が約3校と、教育機関は十分に揃っています。
人口規模に対して学校数が多く、市内どの地区からも通いやすい設計が特徴。
また、待機児童はゼロです。
【交通アクセス】
「車を使いながら静かな場所でゆったり暮らす」というライフスタイルに向いています。
【支援制度】
など
南砺市の支援制度詳細はこちら
参考:くらしたい国、富山:南砺市の支援制度

「自然の中で暮らしたいけど、生活が不便すぎるのも怖い」
そんな移住の理想を叶えてくれるのが立山町(たてやままち)です。
富山県の移住先候補としては穴場的なまちといえます。
立山町は、立山連峰の麓に位置するまち。
日常のすぐそばに圧倒的な自然があり、富山県の象徴でもある山の景観を毎日のように楽しめる環境です。
それでいて、富山市中心部までは車で30分ほどとアクセスも良好。
「自然を楽しみながら、生活も便利に」という暮らしを実現できます。
【生活環境】
日常の買い物は、市内にスーパー・ドラッグストアなどが揃っています。
また、温泉施設やアウトドア施設も身近に多く、休日は「家から15分で自然の中」という暮らしも可能。
たとえば、「朝は山を眺めながらコーヒー、休日は登山や温泉へ」という、まさに「富山県で求めていたアウトドアを楽しむ暮らし」を満喫できるまちです。
【教育・子育て環境】
保育所・幼稚園・小中学校が町内にまとまっており、待機児童ゼロ。
参考:立山町公式サイト 子育て
自然の中で子育てをしたいご家庭であれば相性は抜群。公園も多く、週末のお出かけ先にも困りにくいまちです。
【家づくりとの相性が抜群】
立山町は 土地が広めで価格も比較的手頃なため、
など、ゆとりのある住まいを実現しやすいのが強みです。
雪や湿気などの地域特性に合わせた家づくりが重要ですが、地元工務店なら適切な提案をしてくれるでしょう。
「移住して家を建てたい」人には特におすすめできます。
【交通アクセス】
都市部との距離がちょうどいいため、通勤・通学もしやすい環境です。
【支援制度】
など
立山町の支援制度詳細はこちら
参考:くらしたい国、富山 立山町の支援制度

「仕事の通いやすさ」「生活の便利さ」「子育ての安心度」。この3つのバランスが良いのが射水市(いみずし) です。
富山市と高岡市という富山県内の2大都市の真ん中に位置し、生活・仕事・教育のどれもが過不足なく整っているエリア。
働く世代だけでなく、子育てにも人気の高いまちです。
射水市は人口約9万人。
参考:射水市公式サイト 射水市の人口
富山市と高岡市の両方に隣接しており、どちらへ通うにもアクセスが良く、ベッドタウン+生活拠点としてのバランスが魅力です。
さらに、沿岸部では新鮮な海産物、内陸部では米や大豆などの農産物が取れるなど、食の豊かさも特徴です。
【生活環境】
市内には大学や官公庁、大型商業施設が点在し、スーパー・ドラッグストア・飲食店など日常の生活に必要な施設が揃っています。
特に小杉駅周辺のショッピングエリアは生活利便性が高く、平日・休日問わず利用しやすいエリアです。
昔ながらの商店街も残っており、飲食店が多いため「休みの日は外食したい」「ローカルのお店を開拓したい」という人にも向いています。
【教育・子育て環境】
教育機関はしっかり配置されており、待機児童ゼロ。
また、市内には10カ所の児童館・児童室、6カ所の子育て支援センター があり、発達に応じた遊びや相談が受けられる環境が整っています。
【医療体制】
射水市には総合病院が約2か所、診療所が約45か所あり、医療の選択肢としては十分。
子育て世帯にとって近くに病院がある安心感は大きいですね。
【交通アクセス】
公共交通(鉄道駅・バス停)は一定数あるものの、1時間に1本程度のエリアもあり、本数は多くありません。
車があれば、
と、通勤・通学の負担も抑えられます。
「2つの都市の良さを両方使える」のも、射水市の魅力の一つです。
【支援制度】
など
射水市の支援制度詳細はこちら
参考:くらしたい国、富山 射水市の支援制度

富山県への移住は「家づくり」との相性も良いです。
都市圏に比べて 土地が広く、価格も手頃なため、移住と同時に家を建てる、または数年以内に建てるという選択も視野に入れられるでしょう。
ここでは、富山で家づくりをする際に知っておきたいポイントをまとめます。
富山県は人口密度が低く、住宅地も比較的広い区画で整備されています。
そのため、
といった間取り・敷地の希望を叶えやすく、家づくりの自由度が高いのも魅力です。
どの県にも言えることですが、土地価格は都心部に行くほど割高にはなるものの、都市圏と比較したら圧倒的に安価です。
そのため、家づくりの予算確保がしやすく、要望を叶えやすいというのが相性の良さにつながります。
富山県は、夏は30度を超える暑さ、冬は積雪や湿気の高さなど、気候の特性がはっきりした地域です。
そのため、家づくりでは以下の要素が重要になります。
こうした富山の気候に適した家づくりは、地域を熟知した工務店の得意分野。
移住とともに家を建てる場合は、地元に強い会社へ相談するのがおすすめです。
富山県は「地域ごとに気候や生活スタイルが大きく変わる県」でもあります。
例えば、
など、市町村ごとに家づくりに重視するものが変わるのも特徴です。
地元工務店は、
上記を踏まえた提案ができるため、移住者でも失敗しにくい家づくりができます。
富山県の気候・土地に合った家づくりが知りたい方、工務店探しを始めたい方はこちらからどうぞ。
富山県は「自然が豊かな地方」というイメージだけでは語りきれない、多様な顔を持つ地域です。
同じ富山県内でも、エリアごとに「暮らしのリズム」や「便利さの度合い」が大きく変わるのが特徴です。
一方で、どの市町村にも共通しているのが、
といった生活の土台づくりのしやすさです。
また、都市圏に比べて土地価格が手頃で、平屋・庭・複数台分の駐車場といった「ゆとりある住まい」を実現しやすいのも富山県ならでは。
移住とあわせて家づくりを考える方にとっても、相性のよいエリアと言えるでしょう。
富山県への移住を検討する際は、自分たちの暮らし方のイメージ、合いそうな市町村のタイプをざっくり決めたうえで、支援制度や仕事の情報、家づくり・住まいの選び方などを深掘りしていくのがおすすめです。
移住のメリット・デメリットや支援制度について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。
【富山県移住はどう?】メリット・デメリット徹底解説|仕事・支援制度や補助金・後悔しないポイントもご紹介
また、富山県での家づくりについて具体的にイメージしたくなった方は、地元の工務店・ハウスメーカー探しも並行して進めていくと、移住後の暮らし方がぐっと描きやすくなります。
富山県での暮らしを検討するうえで、このコラムが「自分たちに合うエリアはどこか?」を考えるきっかけになればうれしいです。