富山県で都会といえば?おすすめ都市エリア3選+番外編2選
2026.04.07
2026.04.07

「富山県内の都会といえばどこ?」
「できるだけ便利な場所に住みたいな」
富山県の都会が気になっている方へ。
この記事を書いているのは、本サイト「イエタッタ富山」で家づくりや地域の情報を発信している専門ライターです。
移住や家づくりを考えると、地方でも都市機能がある街がいいと考える方も多いと思います。
ただ、富山県には東京や大阪のような大都市はありません。
その代わり、生活に必要なものがコンパクトにそろう地方都市らしい都会があります。
この記事では、以下の内容についてわかりやすく解説します。
富山県で住む場所を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次

富山県にも、いわゆる「都会!」と感じられる地域はあります。
代表的なのが県庁所在地である富山市。県内で最も人口が多い中核市で、富山県全体の行政・経済の中心として機能しています。
とくに富山駅周辺は、北陸新幹線の停車駅であることに加え、路面電車や空港アクセスも整っており、商業施設やオフィスが集まる都会エリアです。
都市機能をコンパクトに集約した「コンパクトシティ型の街づくり」が進められている点も一つの特徴。
ただし、東京や大阪のような大都市とは違う印象で、「地方中核都市として生活に必要なものは一通りそろっている規模」と考えるとイメージしやすいでしょう。
富山県の基本的な特徴としては、都市機能と自然がバランスよく共存しているという点です。

富山県内で「都会寄り」と感じられるエリアは、それぞれ特徴や雰囲気が異なります。
県の中心として発展してきた都市、歴史と商業が共存する街、郊外型ショッピングが充実したベッドタウンなど、さまざまです。
まずは、富山県の中でも都市機能が整っている代表的な3エリアをご紹介します。
【富山県おすすめ地域早見表】
| エリア | 都市タイプ | 特徴 | 向いている人 |
| 富山市 | 県最大の都市・中心都市 | 北陸新幹線・路面電車など交通が集まり、商業・行政・オフィス機能が集中。コンパクトシティ型で生活がまとまりやすい | 車なしでも生活しやすい街に住みたい人 |
| 高岡市 | 歴史と商業の都市 | 城下町の歴史や伝統工芸が残りつつ、商業施設やカフェも整う。文化と生活がバランスした街。 | 落ち着いた都市環境で暮らしたい人 |
| 射水市 | 郊外型ベッドタウン | 富山市・高岡市の中間に位置し通勤しやすい。コストコなど大型商業施設が集まり生活利便性が高い。 | 車中心の便利な郊外生活をしたい人 |
| ※砺波市 | 郊外型商業エリア | イオンモールとなみを中心に生活施設が集まり、車生活なら買い物がしやすい。 | 郊外ショッピング中心の生活をしたい人 |
| ※魚津市 | コンパクト地方都市 | スーパー・病院・行政施設がコンパクトにまとまり、生活動線が短い。 | 静かな環境で便利さもほしい人 |
※砺波市・魚津市は番外編
富山市は、富山県で最も人口が多い都市で、行政・経済の中心となるエリアです。
路面電車(LRT)やバス沿線に住宅・商業・医療・公共施設などを集約する「コンパクトシティ政策」を進めており、都市機能が整っている街として知られています。
富山駅から中心市街地(総曲輪・グランドプラザ周辺)にかけては、百貨店や専門店、カフェ、イベント広場などが集まり、徒歩や公共交通でも生活しやすい環境です。
オフィスや行政施設も近くに集まっているため、買い物・通勤・通学・行政手続きといった日常の用事が一ヶ所にまとまり、県内ではもっとも都市機能が整ったエリアといえるでしょう。
まさに「富山県のメイン都市」というポジションです。
人口:約413,938人
土地価格相場:土地代データ 富山市
高岡市は、加賀前田家ゆかりの城下町として発展してきた歴史ある都市です。
高岡古城公園や山町筋、金屋町などには昔ながらの町並みや寺社が残っており、落ち着いた景観と文化的な雰囲気が特徴。
一方で、中心商店街の再整備や複合商業施設の開発も進められており、歴史的な街並みの中で買い物やカフェを楽しめる都市づくりが進められています。
また、高岡銅器や高岡漆器といった伝統工芸の産地でもあり、工房やクラフトショップ、体験施設なども多く、観光・文化・生活がバランスよく共存する都市として位置づけられています。
人口:約166,393人
土地価格相場:土地代データ 高岡市
射水市は、富山市と高岡市の中間に位置する都市で、両市への通勤・通学がしやすいベッドタウンとして発展してきました。
市内には住宅地と生活施設がまとまっており、生活動線がシンプルなのが特徴です。
コストコやアル・プラザ小杉、太閤山ショッピングセンターなど大型商業施設が集まっているため、郊外型ショッピングがしやすい点も大きな魅力といえます。
また、伏木富山港(富山新港)を抱え、港湾関連や工業団地などの産業エリアも広がっています。
働く場所と住宅地が近く、生活と仕事の距離が比較的コンパクトな郊外都市といえます。
人口:約90,742人
土地価格相場:土地代データ 射水市
番外編として、規模は大きくないものの地方都市としては生活しやすいエリアもご紹介します。
派手な都市機能というより、日常生活の便利さがしっかり整っているタイプの街です。
砺波市|イオンモールが中心の生活便利エリア
砺波駅近くにあるイオンモールとなみには、食品売場・シネコン・ファッション・雑貨・サービス店舗など約100店が入っています。
北陸自動車道の砺波ICから近く、大型の無料駐車場も備えているため、車移動が中心の生活では非常に利用しやすいショッピング拠点です。
周辺にも飲食店や生活店舗が集まっており、砺波エリアの中ではもっとも人が集まりやすい商業ゾーンになっています。
人口:約48,154人
土地価格相場:土地代データ 砺波市
魚津市|コンパクトで暮らしやすい地方都市
魚津市は人口約3.8万人ほどの都市ですが、生活利便性の高さから各種「住みよさランキング」で富山県内上位に入ることも多い街です。
※こちらのポストによると、「住みよさランキング2025全国編トップ200」では、魚津市を含めた富山県内の多くのエリアがランクインを獲得しているそうです。すごいですね!
参考ポスト⇒Xの投稿 富山圏域関連情報
魚津駅周辺の市街地にはスーパー、ドラッグストア、家電量販店、衣料品店、大型ショッピングセンターなどがまとまっており、銀行や市役所、病院なども比較的近い距離に集まっています。
そのため、日常生活での移動距離が短く、生活動線がコンパクトに収まるのが特徴です。
海と山といった自然にも近く、子育て支援(待機児童ゼロなど)も評価されているため、「生活は不便すぎず、静かで落ち着いた暮らしもしたい」という方に相性の良いエリアといえるでしょう。
人口:約38,013人
土地価格相場:土地代データ 魚津市

富山県の都会エリアは、便利さはあるものの基本は地方都市です。
そのため、首都圏の都市生活とは生活スタイルや街の雰囲気が大きく異なります。
実際に移住や住まい探しを考える際には、「都会=都市型生活」とイメージしすぎないように注意が必要です。
ここでは、富山県の都会で暮らす際に感じやすいギャップを整理しておきます。
富山県は世帯あたりの自家用車保有台数が全国でもトップクラスで、1世帯あたり約1.6台というデータもあるほど自動車依存度の高い地域です。
参考データ:1 世帯当たり 1.016 台に 自家用乗用車(登録車と軽自動車)の世帯当たり普及台数
実際、富山都市圏では通勤や買い物などの移動手段の多くが自家用車で、公共交通の利用割合はごく一部。つまり、車がないと行動範囲が限られます。
富山市では路面電車やバスの整備によって車依存を減らす取り組みも進められています。
しかし、大型ショッピングセンターや郊外型店舗が多いこともあり、現在も多くの人が車中心の生活を送っているのが実情です。
富山県では一戸建て住宅が中心で、土地にも比較的余裕があります。
そのため都市部でも、少し中心から離れると低層住宅地が広がり、首都圏のようにビル街が続く景色はほとんど見られません。
富山市や高岡市でも、駅から車で数分移動すると静かな住宅地や田園風景が広がることがあります。
散居村と呼ばれる、水田の中に家屋が点在する独特の景観が見られるエリアもあり、地方都市らしい風景がすぐ近くにあるのが特徴です。
都市アクセスと落ち着いた暮らしを両立しやすい環境である一方で、都心のような密度の高い街並みをイメージしていると、「ちょっと静かすぎる街だな」と感じるかもしれません。
富山県内には夜景スポットやライトアップされた公園などもありますが、基本的に夜の人出は多くありません。
富山市中心部でも、駅前や繁華街を外れると人通りは減り、住宅地や郊外エリアでは静かな雰囲気になります。
首都圏の感覚で考えると、街の消灯が早いと感じる人もいるかもしれません。
一方で、夜景をゆっくり楽しめる場所や星空がきれいに見えるスポットも多く、静かな夜を楽しめる環境として評価されています。
賑やかな夜ではありませんが、その分、落ち着いた時間を楽しめる街といえるでしょう。
富山県では、買い物の中心が駅前ではなく郊外型ショッピングセンターになっていることも多く、休日には大型モールへ車で出かけるスタイルが一般的です。
また、鉄道の本数は首都圏より少なく、終電も比較的早めです。飲んだあと電車で帰る、駅周辺で深夜まで店を回るといった行動は、都市部ほど自由ではありません。
その分、通勤の混雑は首都圏ほど激しくなく、住宅も広めで駐車場を確保しやすいなど、生活のストレスの種類はかなり異なります。
都会の便利さと地方のゆとりが混ざった暮らしと考えるとイメージしやすいでしょう。

富山県でも「できるだけ都会っぽく暮らしたい!」という場合は、エリア選びや生活スタイルを工夫することがポイントです。
都市部は首都圏のような規模ではありませんが、住む場所や日常の行動範囲を意識することで、都市型の生活リズムに近づけることができます。
都会寄りの生活をイメージするなら、富山駅周辺から総曲輪・グランドプラザ周辺の中心市街地がおすすめです。
というのも、百貨店や飲食店、カフェ、イベントスペースなどが集まっており、徒歩や路面電車でもアクセスしやすいなど、都会っぽい便利さが多いという特徴があるからです。
富山市では「まちなか居住」を推進しており、中心市街地にはマンションや賃貸住宅も増えてきています。
駅近や路面電車沿線の物件を選ぶことで、より都市型の生活スタイルに近づけやすくなるでしょう。
富山県では車が生活の中心になりやすいですが、車を持ちつつも日常の移動を「路面電車+徒歩」にすると、歩く生活リズムをつくりやすくなります。
公共交通の沿線に住んでおけば、出かけるときも車を気にせず移動できるため、駅前や中心市街地を気軽に利用できるでしょう。
夜の外食や飲み歩きを楽しむなら、富山市の桜木町や富山駅前の飲食店街を中心に行動すると、繁華街に出かけて楽しむスタイルに近づきます。
ショッピングも「マリエとやま」「総曲輪フェリオ」「ファボーレ」などの商業施設を使い分けると、休日の過ごし方の幅が広がります。
こうしたスポットを生活圏に取り入れることで、都会っぽい暮らしに近づけやすくなるでしょう。
住まいを一戸建てではなくマンションやアパートを選ぶと、生活の密度や街との距離感が都会に近づきます。
物件探しでは、家の広さや駐車場の台数よりも、駅や電停までの距離、徒歩圏の店舗数、夜まで営業している飲食店の有無などを重視すると、都市型の暮らしに近い環境を選びやすくなるでしょう。
富山県には、首都圏のように24時間動き続ける街はほとんどありません。
そのため、夜遅くまで遊ぶ都市生活を想定するより、日中から夕方にかけて活動する生活スタイルに寄せたほうが暮らしやすくなります。
その代わり、混雑の少なさや住宅の広さ、自然へのアクセスの良さなど、都市部では得にくいメリットもあります。
「都会にはない贅沢も楽しむ」という感覚を大切にすると、富山県の都市生活の魅力を感じやすくなるはずです。

富山県に暮らすことを考えるなら、別の視点から地域を見てみるのもおすすめです。
というのも、富山県は首都圏のような大都市ではない分、自然環境の豊かさや生活の落ち着き、子育てのしやすさといった魅力を感じやすい地域だからです。
たとえば、移住を検討している人の多くは、都市の便利さだけでなく、生活コストのバランス・自然環境の近さ・通勤や子育てのしやすさなどを重視する傾向があります。
こうした視点で見ると、富山県の暮らしはまた違った魅力が見えてくるでしょう。
富山県の暮らしについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
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富山県にも「都会っぽい」と感じられるエリアはあり、特に富山市・高岡市・射水市は都市機能が整った代表的な地域です。
ただし、首都圏の大都市とは街の規模や生活スタイルが大きく異なります。富山県の都市部は、便利さと落ち着いた環境がバランスよく共存しているのが特徴です。
また、車中心の生活や静かな夜の雰囲気など、地方都市ならではの違いもあります。こうした前提を理解しておくと、移住後のギャップも少なくなるでしょう。
また、都会っぽい便利さだけでなく、以下のような視点も含めて考えると、富山県の魅力はさらに広がります。
都市の便利さと地方のゆとりをバランスよく楽しめる街として、富山県の暮らしをぜひ検討してみてください。
もし家づくりまで今後の視野に入れているようでしたら、本サイト「イエタッタ富山」もぜひご利用ください!