子どもの能力開発ニュースレター③
こんにちは!パートのカヨです(^^)/
さて、第3回のニュースレターは
「蔵書が多い」家庭で育った人ほど
賃金が高くなるって本当?
2014年に、リクルートワークス研究所の
戸田淳仁氏らが発表した
「幼少期の家庭環境、非認知能力が学歴、
雇用形態、賃金に与える影響」
という論文で以下のことがわかりました。
(出典)戸田・鶴・久米(2014)
「幼少期の家庭環境、非認知能力が学歴、雇用形態、賃金に与える影響」
(RIETI Discussion Paper Series 14-J-010)
ん?!
小さい頃に本をたくさん読めば
たくさんお給料がもらえる大人に
育つの?!
じゃあ今から家の中を
本でいっぱいにします‼‼(; ・`д・´)
そういう簡単なもの...ではないですね(;´∀`)
この研究は、全国の20歳から69歳の男女6128人の
データをまとめたものだそうです。
幼少期の家庭環境として、
「家にはたくさん蔵書があったか」という
項目を分析に用いているそうです。
我が家には何冊あるだろ~?
皆さんのおうちはどうですか?
幼稚園のころに毎月もらった
絵本を合わせると結構ありますが...
もう小学生(笑)
「好奇心などの開放性をはぐくむような
知的環境が、賃金と関係していると
解釈できるかもしれない」
...と結論づけているそうです。
この結果は最新の脳科学研究からも
同じ結論が裏付けられているそうです!
う~ん!となるとキーポイントは
「好奇心」でしょうか!(^^)!
本には物語の世界や、見たこともない
行ったこともない場所が
たくさん載っていますね♪
想像をふくらませて
本の世界に入り込むことは
好奇心がぐんぐん刺激されます!
いろんな本をじっくり読んだり、
親子で話をしながら読んだり、
お気に入りを何度も読んだり...
それがおうちで気軽にできる
環境って素晴らしいですね(*^^*)
こちらの研究では
♦「15歳時点の成績」は、学歴・雇用形態
賃金に対し影響する
♦「蔵書が多い」家庭で育った人ほど、
賃金が高くなる
♦勤勉性を表す「高校時の無遅刻」は
学歴・雇用形態に対し影響する
♦協調性、リーダーシップを表す
「中学時代運動系クラブ・生徒会」への
所属には賃金が高まる効果
だそうです!!
皆さん当てはまる項目など
ありましたか?
成長していく過程で、
いろんな要素が加わって
人格や考え方が形成されて
いくのでしょうが...
子どもの頃に、「知的好奇心を
満たしてくれる本がパッと
手に届くところにある」
という環境は、親が用意してあげられる
最高の環境なのかも知れませんね!
ちなみに、我が家のおばあちゃまは
何かあるたびに孫に本をプレゼントして
くれます。おもちゃより、本♪
会えない時は図書カードを送ってくれます。
私もそんなおばあちゃまになりたい(*'▽')
もう一つ、我が家の本といえば‼
小学館版 学習まんが
「少年少女 日本の歴史」です(^^)/
お父さんのお給料日になると、
1冊づつ買い足しています。
これは歴史が大の苦手だった私が、
大人になってから歴史の魅力に
気づき、自分が読みたいから...
でもあるのですが(笑)
大人がわくわくしながら
本を読んでいると、子供も
興味を示してきます(^^♪
また本屋さんで、好奇心を
刺激してくれる本を探したいなと
思います!
次回の
「子どもの能力開発ニュースレター」も
お楽しみに(^^)/