太陽光発電は設置場所に注意
こんにちは。
今年も何をしているかわからないうちに半月が経過していて、月日の経過する時間が早いと思っている野島です。
年々時間が経つと聞いたことがありますが、本当だと実感をしています。
先日太陽光発電の歴史や価格についてスタッフに話す機会がありました。
意外と知られていないことも多かったので、本日は太陽光発電について少しお話しできればと思います。
太陽光発電は富山県では多くの問題があり、採用される率は全国的にも低いと思っています。
問題の理由の多くは雪にあります。
太陽光発電を設置した場合の雪が引き起こす問題は、発電しない時があるのと落雪の問題です。
・太陽光発電は設置場所に注意
雪が積もっている時に発電をしないのは、イメージしやすいかと思います。
実際に自宅にも太陽光発電が設置されているのですが、雪が積もった時はほぼ発電はしない状態でガッカリします。
それより問題なのは落雪の問題です。
太陽光発電は住宅の場合、屋根に設置します。
瓦屋根のように勾配がついていると、太陽光発電パネルに乗った雪が勢いをつけて地面に落ちていくことがあります。
場合によっては2m以上飛んでいくこともあるようです。
その下がお隣さんでしたら目も当てられませんし、自宅であってもその下にあるものが壊れる可能性があります。
それを防ぐためには、それ専用の雪止めを設置する方法などがあるのですが、これを付けてしまうと雪が太陽光パネルを隠してしまい発電しにくい問題もあります。
どちらがいいのか悩ましいところです。
このような雪の問題を解決した太陽光発電ができればいいのでしょうが、現状はそのようなものはありません。
間取りや屋根勾配、雪止めなどで解決する方法もありますが、どれがいいのかは時と場合によると思います。
また太陽光発電をお考えの場合は、担当者にご相談をしていただけたらと思います。
最後まで目を通して頂きまして、ありがとうございました。
~温かい人が集まる暖かい家 NOJIMAのゼロ・ハウス~
野島建設株式会社 社長 野島比呂司