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家づくりに取り入れてみよう!【ライフオーガナイザーの考え方】
家づくりに取り入れてみよう!【ライフオーガナイザーの考え方】
心地よい住まいを手に入れるために、ライフオーガナイザーの考えを取り入れてみてはいかがでしょうか。家を建てたばかりの時の嬉しい気持ちが10年、20年経っても続く暮らしが目指せます。新しい家は建てて終わりではなく、住んでから始まります。ライフオーガナイザーの考え方には、あなたが素晴らしい人生を送るために、欠かせないアイデアがつまっています。
ライフオーガナイザーの考え方とは
ライフオーガナイザーという言葉を、初めて耳にした人も多いのではないでしょうか。
ライフオーガナイザーとは、こう定義づけられています。
ーーー引用タグーーーー
ライフオーガナイザーは、家事代行型の整理収納サービスとは一線を画す、本格的な思考の整理からはじめるコンサルティング型の片付け支援サービスを提供するプロフェッショナルです。
日本ライフオーガナイザー協会https://lokensaku.com/life-organizer/より引用
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このように、暮らしのアドバイザーとしてコンサルティングをしてくれるサービスのことです。
整理収納アドバイザーと何が違うのでしょうか。
整理収納アドバイザーは、物の収納方法をアドバイスしていくサービスです。それに対しライフオーガナイザーは、思考の整理をして、暮らしを最適化していくことをアドバイスするサービスです。つまり人それぞれの思考に合わせた、最適な暮らし方、片付け方をコンサルティングにより導いてくれます。
ライフオーガナイザーのコンサルティングサービスを利用しなくても、ライフオーガナイザーの考え方を知ることで家づくりとその先の暮らしがより豊かになります。
ライフオーガナイザーの考え方は次の3つです。
・自分の暮らしを客観的に見つめる。
・情報がありすぎてキャパオーバーの思考をすっきりまとめる。取捨選択する。
・物を使いやすく、戻しやすい仕組みを、自分自身の思考で作る。
家の間取りや、収納スペースを考える以前に、ご自身の思考を整理していきましょう。
収納スペースの計画よりも大切なこと
では、家を建てるときに、ライフオーガナイザーの考え方をどう活かせばいいのでしょうか。
収納スペースに余裕を持って計画すればいいの?
いいえ、そうではありません。
収納スペースはあくまでしまう場所にすぎません。
あなたにとっての心地いい空間を作ることをまず考えることが大切です。心地いい空間を作るために必要な、収納方法はどのようなものなのか。どうして今まで片付けができなかったのか。根本となるご自身の思考です。ご自身の思考を俯瞰的に見ることから始めていきましょう。
その時に大切なことは、決して自分を責めないことです。暮らしのストレスをなくしていくことが目的ですので、これから先の快適な暮らしに目を向けていきましょう。
暮らしを見つめ直すことは何よりも大切なこと
暮らしを見つめ直すことは、ライフオーガナイズの第一歩です。ライフオーガナイザーの考え方と取り入れ、実践してみましょう。
思考の整理
まずはご自身の思考の整理です。
現在の暮らしで困っていることを思いつくままに書き出します。その次に、これからの暮らしをどういった状態にしたいかを書き出します。
「部屋がいつもスッキリしない」
といったような単純な悩みではなく、具体的に書き出してみましょう。
例えば
「いつも探し物が見つからず、朝の出発前にイライラしてしまう」
「洋服がクローゼットに収まりきらず、部屋が押し入れケースだらけに」
「帰宅して使ったバッグ、買い物してきた紙袋がいつも床に置いてある」
このように、具体的な悩みをどんどん書き出します。
具体的に書くことによって、自分自身の今を俯瞰して見ることができます。
行動(時間)の整理
次に、自分自身の行動や思考のクセ知っておく作業です。
利き手があるように、思考のクセは右脳、左脳の利き脳が関わっています。ご自身の利き脳がそちらかを確認しておきます。
・インプット脳が右脳か左脳か
・アウトプット脳が右脳か左脳か
ここでいうインプット脳は、物を探す時に使う脳。アウトプット脳は、物を元の場所にしまう時の脳を指します。
モノ(情報)の整理
思考を整理したら、いよいよ片付けの実践に入ります。まずは、物を減らすことからです。物を減らすのに「いる」「いらない」の判断ではなく、次の4つに分類をします。「宝物」「おもちゃ」「ごみ」「道具」この4つです。
物の選別には迷いが必ず生じます。そんな時は、3秒で決定するのがおすすめです。3秒で決断できないものは、「迷う」の分類カテゴリーを増やし、入れておきましょう。理想の暮らしに必要なのかを、イメージして選別していきます。
空間の整理
最後に、選別した物たちを整理して空間を整えていきます。
整理とは、
・使いやすい場所に配置すること。
・日常使わないストックなどを保管すること。
・修理が必要な物を回復させること。
の3つの意味があります。
よく使う物は取り出しやすく、戻しやすい位置にしまいます。次に、あまり使わないストック品は保管場所へ移動します。最後に大切なのが、修理が必要な物はしまいっぱなしにせず、きちんと修理してしまうことです。これが一番面倒な作業ですが、面倒にならないようスムーズに管理できる仕組みを考えましょう。例えば、壊れた物の一時的な置き場を作ってあげると、自然と気にするようになります。修理が必要な物は、あえて見えるところに置くことを意識してみましょう。
ライフオーガナイザーまとめ
ライフオーガナイザーの考え方は、もっと奥深いものがありますが、わかりやすく簡単に紹介させていただきました。あなたの暮らしに取り入れられるヒントはありましたでしょうか。大切なのは、これからの暮らしより豊かにしていくことです。もし一人で悩んでしまうとお考えの時は、思い切ってプロにカウンセリングを依頼してみてはいかがでしょうか。片付けられないことは、恥ずかしいことではありません。幸せに暮らすための手段は、自分自身を俯瞰して見ることです。モノと情報の取捨選択をして、快適な空間を作っていきたいですね。