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【いつでもお部屋スッキリ♪】収納上手になれる間取りアイデア5選

イエタッタ編集部
2021.04.28

 【いつでもお部屋スッキリ♪】注文住宅で収納上手になれる間取りアイデア5選

 間取り

 

 

いつでもスッキリ片付いたお部屋で、毎日暮らしたい。そのために必要なのは、大容量の収納スペース?いいえ、それは違います。必要なのは、ちょっとした収納の知識と収納上手になる間取りです。スペースがたっぷりあっても、なんかうまく使えない。そうならないために、収納上手になれる間取りを考えていきましょう。

 

収納上手になるためにするべきこと

収納上手にるために、ちょっとした収納の知識が必要です。スッキリしたお部屋の第一歩として、確認しておきましょう。

 

持っているモノの量を把握する

住まいの中にどれだけのモノがあるか、把握したことはありますか?考えただけで、気分が悪くなってしまったらごめんなさい。しかし、これは収納計画をする上でとても大切なことです。全ての物を出して確認する必要はありません。今の住まいで、「ここの収納スペースにはこんなものが入っている。」「散らかりっぱなしのものは何か。」をノートにまとめてみます。それだけなら、ちょっとした隙間時間にできますよね。ノートに書いて、どんなモノを収納するのか、おおよその量を把握しましょう。

 

簡単にしまえる仕組みを作る

うまく収納できない。いつも散らかったまま。その理由は、簡単にしまえる仕組みができていないからです。簡単にしまえないから、つい出しっぱなしになってしまうのです。例えば、引き出しの中にタオルがパンパンに入っていると、洗濯したタオルは入りませんよね。いつも出しっぱなしのものは、住所が決まっていないので誰が使っても出しっぱなしになってしまいますよね。このように「誰でも簡単にしまえる」を考えないと、「つい出しっぱなし」という結果になってしまいます。収納スペースには余裕を持つ。誰でもしまう場所がわかるように、ラベリングする。これが、簡単にしまえる仕組みです。学校や公共スペースの収納がとても参考になりますよ。

 

あっという間にモノが増えるのを防ぐ

引っ越してきたばかりの頃はスッキリしていたのに、気づいたら物がたくさん。子供のいる家庭では特に共感できるのではないでしょうか。成長とともに必要なものがどんどん変わっていきます。子供だけでなく、洋服も好みが変わり新しい物を手に入れるのは自然なことです。しかし空間には限りがあります。レコーダーのハードディスクと同じです。収納スペースが埋まってきたなと思ったら、モノの手放しどきです。今はフリマサイトやリサイクルショップで不用品処分のハードルが下がってきました。このチャンスをぜひ生かしてみましょう。モノとの付き合い方を考え直して、手放すクセをつけることが大切です。

 

 収納上手

収納上手になれる間取りアイデア

間取りを考える際、お部屋のスペースと並行して、収納スペースも一緒に考えていきましょう。収納上手になれる間取りアイデアを紹介します。

 

土間収納

土間収納は、玄関の土間とつながった場所にある収納スペースです。靴のまま出入りできるのがメリットです。しまうモノは、靴、ゴルフバッグなどのスポーツ用品、アウトドア用品、アウターなどがあげられます。土間収納部分に扉をつける、つけないはライフスタイルに合わせて選択してください。出し入れが頻繁な場合は扉がないと便利ですし、コストカットにもなりますよ。土間収納はリフォームではなかなか実現できないこともあり、確保するなら新築のタイミングを逃さないようにしましょう。

 

キッチンパントリー

キッチンの収納物は、食器や調理道具以外にも食料品のストックがあります。お水やお酒を購入する場合は、さらに場所が必要です。食料品の収納スペースに余裕があると安心なので、パントリースペースは重宝します。スペースが取れない場合は、半畳程度の広さでも十分です。ウォークインタイプのパントリーが確保できる場合は、ゴミ箱を置くスペースも考えて設計すると便利です。

 

洗面室の多目的収納

洗面室の収納スペースを上手に計画すれば、家事がスムーズに行えます。洗面室は洗面、脱衣以外にも、掃除、洗濯を行う目的があります。家事をする人にとっては、よく出入りする場所ですよね。そのため、家事に必要なアイテムは洗面室に収納しましょう。家事に必要なアイテムとは、掃除機、掃除用具、洗剤ストックなどがあげられます。さらに洗濯物を一時的に干す場所、下着やタオルを収納する場所もあると、洗濯がスムーズです。少ない歩数で家事ができる工夫を洗面室に詰め込みましょう。

 

ファミリークローゼット

ウォークインクローゼットは寝室に作るものだと思っていませんか?それも便利なのですが、ファミリークローゼットとして小さい部屋を作るともっと便利です。そこに家族全員分の洋服を収納します。家族全員分の洋服収納を1箇所にまとめると、便利なことがたくさん。

・家族分の洗濯した洋服、買い物した洋服をしまいやすい。

・家族の洋服管理が簡単になる。

・衣替えが不要。

・家族みんなの目に触れるので、しまいっぱなしの不要品が少なくなる。

・姿見ミラーの設置が1箇所で済む。

・子供にお片付けの教育がしやすい。

など、メリットが数え切れないほどたくさんあります。

 

ファミリークローゼット

リビング収納

一番スッキリさせたいのに一番モノが散乱して困る場所はリビングではないでしょうか。さっと出せて、さっとしまえる仕組みを作っていきましょう。

リビングに散乱している物の代表

・文房具

・書類

・読みかけの本や雑誌

・子供の細かいおもちゃ

・子供の勉強道具

などがあげられます。共通するのは、どれも細かいものばかり。それらの細かいものを簡単に出し入れに適しているのは、奥行きの小さい棚収納か、引き出し収納です。家族全員がきちんとしまう習慣が、スッキリ片付いた部屋への近道です。

 

 

間取りで失敗しないポイント

収納の間取りを考える上で、注意してほしいポイントもあります。

 

スペースにコストをかけない

収納スペースを機能的にしようと思うと、どんどんコストがかかってしまいます。人目に触れる場所ではないので、シンプルな作りで十分です。家を建てる際は何かと費用がかさみます。アイデアは膨らませて、コストはシンプルをモットーにしましょう。

 

ライフスタイルの変化に対応できる

子供がいる家庭では、ライフスタイルが変化します。しまう物の変化にも対応できる工夫が必要です。可動棚を取り入れたり、キャスター式の収納家具を置いたりすると便利です。ライフスタイルの変化は、収納スペースの変化でもあります。

 

動線をしっかり考える

家族の生活動線を短くし、収納にかける労力を減らしていきましょう。いつでもスッキリ片付いたお部屋を保つには、大切な考えです。最短距離に収納スペースがあれば、さっとしまうことができますね。「無駄な体力を使わないでしまえるか?」ということを意識しましょう。片付いたお部屋をキープできますよ。

 

まとめ

収納上手になる間取りアイデアをまとめます。

 

・土間収納

靴を履いたまま出し入れできるので、アウトドアやスポーツ用品の収納に。

 

・キッチンパントリー

食品、お水、お酒のストックに。ゴミ箱置き場にもなります。

 

・洗面室の多目的収納

掃除用具、下着、タオル、洗濯物の仮干しスペースを作って家事を楽に。

 

・ファミリークローゼット

家族みんなの洋服を1箇所にまとめ、管理上手に。子供のかたづけ教育にもおすすめです。

 

・リビング収納

散乱しているものを、ささっとしまう。奥行きの小さい棚か、引き出し収納が使いやすいです。

 

いつでもスッキリ片付いたお部屋に近づくアイデアを紹介しました。収納しやすい間取りをイメージして、プランを考えていきましょう。

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